コマウォ★韓国語

韓国語を毎日楽しく&激しく猛勉強中! 

「サムダルリへようこそ」で覚えた単語リスト

気になる単語を調べて記録しました!

 

 

갑질 

갑は갑을[甲乙]の갑「甲」のこと。立場が上のほうを表します。질は行為を意味する接辞語。

立場が上なことを使って高圧的な態度を示すこと、つまり「パワハラ」「ハラスメント」という意味です。2014年の大韓航空のナッツリターン事件からよく耳にするようになった言葉のようです。

(第2話)

 

부캐 

부は「副」、개は「캐릭터=キャラクター」を表し、「サブキャラ」という意味。

もともとのキャラクターを본캐[本来のキャラクター]というのに対し、ゲームで使われるようになった「副キャラ」を表す言葉として使われるようになった最近の言葉です。

(第2話)

 

농땡이를 부리다 

농땡이は「サボること」。動詞の부리다は치다や피우다に変えても同様の意味として使え「サボる、怠ける」といった意味です。

(第2話)

 

반찬 투정 

반찬は「おかず」、투정は「何かが足りないとか不満で駄々をこねながらせがむこと」。つまり「おかずに文句を言う」という意味です。

(第2話)

 

분필 

분필は[粉筆]で「チョーク」のこと。日本語では漢字では「白墨」と書きますが、韓国語は[粉筆]なんですね。

(第2話)

 

졸부 

「成金」のこと。

子どもの頃は貧しかったが今はお金持ちになってランボルギーニを飛ばし、声をかけても返事をしないまま通り過ぎた様子を見た幼なじみ達の会話で出てきた言葉。

 

ギョンテ(サンドの幼なじみ): サンドにはアレ(愛想のこと)がないよ、あいつ、プ・サンド。

サンテ(お店のバイト生・外国人): サンドさんは「サンド」がなくても「ㇷ゚」があるよ。「富」金持ち。

ギョンテ:  チョル。チョルもつけなくちゃ、チョルㇷ゚(=成金)。

サンテ:  チョルㇷ゚…

 

こんな内容のことを話していましたが、字幕はもっとすっきり流れの中で読めるようになっていました。

言葉遊びの会話があると、ついつい動画を止めて確認しちゃいます( ´∀` )

(第2話)

 

산송장 

산は살아 있는の縮約形で「生きている」、송장は「死体、屍」。あわせて「生ける屍」という意味。

(第2話)

 

어시

어시스턴트(アシスタント)の前半2文字だけとった形で「アシスタント」の意味。아르바이트(アルバイト)を알바と縮約しているのと同じような感じでの縮約ですね。

(第4話)

 

메장 시키다

메장は[埋葬]は「ある人を社会的に活動できないようにさせたり容認できないようにすることを比喩的に言う言葉」、시키다は「させる」。合わせて「消し去る」という意味。ドラマ内では濡れ衣を着せて業界から締め出すという意味で使っています。

(第4話)

 

철딱서니 없다

철딱서니は철「分別、わきまえ」を俗っぽく表現した言葉で철딱서니 없다は「分別が足りない、思慮がない」の意味。

(第4話)

 

쌈박질

싸움박질「けんか」を俗っぽく表現した言葉。「けんか、争い」

(第4話)

 

등신 같은

등신は漢字では[等神]で、「木や石、土、鉄などで作った人の形」という意味から、おろかな人をかなり低めて表す言葉。興奮したときなどに使う、あまりきれいでない言葉。ドラマでは등신 같은 놈を「クズ」と訳していました。

(第4話)

 

도른자

「頭がおかしい人、狂った人」を意味する돌은 자という言葉の発音を表した言葉。

(第4話)

 

반찬감

반찬は「おかず」、감は거리と同様で「材料」。「おかずの材料」という意味になります。ドラマで使われていたのは実際のおかずの材料としてではなく、人々の噂のネタとされる、という意味で「語り草ね」となっていました。

(第5話)

 

뻥카를 치다

뻥は「うそ」、카は카드「カード」の略で뻥카は「はったり」という意味にも。

「うそをつく」という意味で、뻥를 치다も同様の意味です。

(第5話)

 

옷발

服装がよく合って実際よりも素敵に見える効果を示すこと。ドラマでは옷발 되を「身なりもよく」という訳をしていました。発音は[옷빨]。

(第5話)

 

대견하다

「感心だ、殊勝だ、誇らしい」という意味。これは目下の人が年の割にはよく物事をこなしたときの表現。ドラマでは自分の母が今の自分の年よりも若い時の写真を見て「たった27歳の若者が腹に子を宿したまま海に潜るなんて立派だよな」といっていました。

(第5話)

 

연속극

漢字語[連続劇]で「連続ドラマ」という意味。日本語で「ドラマ」というとき、韓国語では극[劇]をよく使うようです。そういえば、歴史ドラマ・時代劇のことも사극[史劇]というのでした。

(第5話)

 

들었다 놨다 하다

들다(持つ)놓다(置く)を繰り返す様子から「(気持ちを)もてあそぶ、踊らせる」という意味。ドラマでは、村の人たちが噂話に振り回されているというときに使われていました。

(第5話)

 

한패

한(ひとつの)+패[牌]から「仲間、一味、同輩」という意味です。ドラマでは「グル」という言葉を使っていました。

(第5話)

 

끼리끼리

끼리だけでは名詞について「~同士」という意味ですが、2回続く끼리끼리では「似た者同士」

(第5話)

 

추앙

ドラマでは「取り巻き」と出ていました。漢字語[推仰]。「高く仰ぎ見ること」の意味。

動詞で추앙하다は「崇める、高く仰ぎ見る」という意味。

去年のドラマ『私の解放日誌』でもこの추앙하다が使われていました。「わたしを愛して」というような場面で날 추앙해요「わたしを崇めて」と言っていたのが印象に残り気になる単語でした。

(第5話)

 

블랙박스

英語のblack boxからの言葉。意味は「ドライブレコーダー」。日本では<ブラックボックス>というと飛行機の音声やデータのレコーダーのことをいいますが、韓国では車の録画データのこともブラックボックスと呼ぶそうです。

(第5話)

 

빼기도 안 보이다 

코빼기は코「鼻」を俗っぽく表現した言葉。「鼻も見えない」→「姿を見せない」という意味。

(第6話)

 

욱하다 

「かっとする、キレる、逆上する」の意味。ドラマでは하여튼 욱하는 성질 여전해요(カッとなるのは昔のままだ)と出てきます。

(第6話)

 

고집 

[固執]→「頑固」の意味。娘の頑固さを前に母親が発する言葉で出てきました。

(第6話)

 

키카 

키즈카페「キッズカフェ」の略語。子供が遊べるスペースのあるカフェのこと。

(第6話)

 

대다 

「当てる、触れる」の意味。

ドラマでは눈에 좀 대고 있어(目に当ててろ)と、泣いて目が腫れていたサムダルへ缶コーヒーを渡すシーンで使われていました。

(第6話)

 

잘나다 

「優れた、偉い、たいそうな」の意味。皮肉的な表現で使われることが多いようです。

ドラマでは名詞を修飾した形で잔난 척/ 잘난 인맥/ 잘난 아이들などと使われていましたが皮肉を込めたセリフの中で使われています。

(第6話)

 

가늠 

「見当、見込み」の意味の名詞。가늠(이) 되다の形で「見当がつく」。하다を付けて動詞にすると가늠하다「見当をつける」となります。

(第6話)

 

나부랭이

「切れっ端、端くれ」の意味。

ドラマではソウルで気力を失って済州へ戻りたいと弱気になったサムダルに나부랭이になるのか?と問い詰め「端くれじゃないもん!」と立ち上がらせるシーンで何度か使われる言葉でした。

ドラマのテーマでもある「개천에서 난 용=小川から出た龍になる」の 용に対比するのがこの나부랭이でした。

(第6話)

 

박살 내다

박살は「粉々になること」という意味があり、박살 내다で「たたき壊す、ぶち壊す」

(第6話)

 

뒤집어엎다

「ひっくり返す」の意味。뒤집다(裏返す)+엎다(ひっくり返す)からできた言葉。

(第6話)

 

모지리

머저리「言葉や行動がしっかりしておらず、おろかな人を低めて指す言葉」「まぬけ」の意味の전남の方言。

この言葉の前にも모자라다の形容詞を使って모자란 (아저씨)と 言っているセリフがあります。この모자라다も、ここでは「量や程度が満たない」という意味ではなく「知能が正常な人に及ばない」という意味のほうで使われています。

(第7話)

 

버럭질 

버럭は「かっとなること」、질は主に良くない行為に卑下する意味を加える接尾辞。ドラマでは声を荒げてその場を去った友達に向かって무슨 뭐, 뭐, 버럭질이야? (すぐカットなる)と言っていました。

(第9話)

 

고구마 

サツマイモのことですが、「融通が利かなく歯がゆい人や、物事が思い通りにいかずもどかしい状況をサツマイモを食べてのどが詰まることに例えていう言葉」という意味です。ドラマでは両想いの2人が進展しそうにないのを見て「고구마 같다」(じれったい奴らだな)と言っています。

(第9話)

 

사방팔방

これは四字熟語「四方八方」。あたり一面を探しているときに使われていた言葉です。

(第9話)

 

합석하다 

합석[合席]+하다、つまり「相席する」という意味。ドラマではレストランの中で男性3人で飲んでいるグループのうちのひとりが女子3人で飲んでいる席へやってきて저기 우리 남탕인데 합석하실래요?と誘います。直訳すると「あの、ぼくたち男湯だけなんだけど相席されませんか?」 ん? 남탕[男湯]? 不思議に思いましたが調べてみると、男だけでいる場合に「男湯」と言うことがあるとのこと。面白い表現です(*'▽')

(第10話)

 

꽂히다 

~에 꽂히다で「~にはまる、惚れる」という意味。꽂히다は꽂다「差し込む、刺す」の受け身の形。ドラマではイルカにはまった友人のことを근데 갑자기 돌고래에 꽂혀서(でもいきなりイルカにはまりやがって)と紹介します。

好きな人や物に「ハマって」しまうとき、빠지다と同様に使えそうです。

(第10話)

 

보자 보자 하니까  

「黙っていれば、言わせておけば」という意味で、会話でよく使われる表現。

(第12話)

 

푸념하다  

푸념は「愚痴」のこと。動詞になり푸념하다「愚痴を言う」という意味。

(第14話)

 

가관이다

가관[可観]は「見もの」。가관이다で「見ものだ」→「見苦しい、見られたもんじゃない」という意味に。

ドラマでは、裏切ったくせに泣きついて頼み込んできた元カレに放ったサムダルの言葉として出ていました。

(第15話)

 

맥주병

直訳だと「ビール瓶」ですが「カナヅチ」を意味して泳げない人のことを指します。

(第16話)

 

집콕

집에 콕 박혀 있다「家にこもっている」を縮約した言葉で「家にこもっていること、ステイホーム」の意味。집(家)を방(部屋)に変えた방콕も同じ意味で使われるようです。

ドラマではクリスマスの天気予報が雨予報を伝えている中、恋人同士が街を歩く姿を見て「雨だろうが雪だろうがご自由に」と独り言を言うサムダルの最後の部分で저는 어차피 집콕이니까요と使われていました。直訳だと「わたしはどうせ家にいるんだから」ですが、字幕では「どうせわたしは、ぼっちよ」となっていましました。

(第16話)

 

ちなみに「ひきこもり」は韓国語で何というのかと調べてみると日本語がそのまま韓国語の単語にもなっていて、発音も同じ히키코모리という単語がウリマルセムにもありました。「精神的な問題や社会生活に対するストレスなどにより、社会的な交流や活動を拒否したまま家の中だけにいる人」という定義で日本語の「ひきこもり」と同じ使われ方です。

 



まとめの単語リスト

갑질 パワハラ、ハラスメント
부캐 サブキャラ
농땡이를 부리다 サボる
반찬 투정 おかずに文句を言う
분필 チョーク
졸부 成金
산송장 生ける屍
어시 アシスタント
매장 시키다 消し去る
철딱서니 없는 分別が足りない
쌈박질 けんか
등신 같은 クズみたいな
도른자 頭がおかしい人、狂った人
반찬감 おかずの材料(噂のネタ)
뻥카를 치다 うそをつく
옷발 身なり
대견하다 感心だ
연속극 連続ドラマ
들었다 놨다 하다 踊らせる
한패 仲間、一味、同輩
끼리끼리 似た者同士
추앙 取り巻き
블랙박스 ドライブレコーダー
코빼기は도 안 보이다 姿を見せない
욱하다 かっとする、キレる
고집 頑固
키카 キッズカフェ
대다 当てる
잘나다  優れた、偉い、たいそうな
가늠 見当、見込み
나부랭이 切れっ端、端くれ
박살 내다 たたき壊す、ぶち壊す
뒤집어엎다 ひっくり返す
모지리 まぬけ
버럭질 かっとなること
고구마 もどかしい状況(や人)
사방팔방 四方八方
합석하다 相席する
꽂히다 ~にはまる、惚れる
보자 보자 하니까 黙っていれば、言わせておけば
푸념하다 愚痴を言う
가관이다 見苦しい
맥주병 カナヅチ、泳げない人
집콕 家にこもっていること、ステイホーム

 

たくさんの言葉や表現も学べる楽しいドラマでした!

고마워★コマウォ★ありがとう!