2026年1月17日実施の問題を解きました

2026年度(令和8年度)の共通テストは2026年1月17日と18日の土日の2日間にわたって開催されました。韓国語を含む外国語の試験は初日の17日の午後に行われました。
出題内容や問われた語句を確認するとともに、問題を実際に解いてみて感じた点を記します。
共通テスト[韓国語] 基本データ
・試験時間: 80分 (15:20 - 16:40)
・出題形式: マークシート方式(リスニングなし)
・大問数: 4問
・設問数: 合計43問(=マーク数)
・配点: 問題により、1問につき4点または5点。合計200点満点。
去年から変更はありませんでした。
出題内容と配点
第1問: 合計40点
A 問1 〜 2 発音 [Q1 - 2:各4点]
B 問3 〜 7 語句挿入 [Q3 - 7:各4点]
C 問 1〜3 語句並べ替え [Q8 - 10:各4点]
第2問: 合計50点
A 問1 〜 5 3人の会話文に関する問題: 語句挿入・内容合致・会話文全体の内容把握 [Q11 - 15:各5点]
B 問1 〜 5 3人の会話文に関する問題: 語句挿入・内容把握 [Q16 - 20:各5点]
第3問: 合計50点
A 表に関する問題: 1問のみで2つの解答を選ぶ [Q 21- 22順不同:各5点]
B 問1 〜3 3つのタグ表記に関する問題: 内容把握 [Q 23 - 26:各5点]
C 問1 〜3 広告に関する問題: 内容把握・内容一致 [Q 27 - 30:各5点]
第4問: 合計60点
問1 〜10 長文読解 [Q31 - 33:各4点、Q34-41:各5点、Q42-43順不同:各4点]
去年から変更はありませんでした。
出題内容
第1問
A/ 問1:パッチムㅂの鼻音化
A/ 問2:連結語尾 -고の発音
B/ 問1:푸르다「青い」の活用
B/ 問2:-다시피「〜のとおり」
B/ 問3: 따끈하다「あたたかい」
B/ 問4:무려 -에 이르다「実に〜に及ぶ」
B/ 問5:-거든「〜れば、〜たら」
C/ 問1:空欄には順に여간 힘든 일이 아니에요と入る。「여간 〜 아니다(ものすごく〜だ)」は上級向け表現かと。
C/ 問2:空欄には順に자칫 잘봇 말할 뻔했는데 と入る。「자칫(ややもすると)」は上級単語かと。
C/ 問3:空欄には順に눈코 뜰 새 없이 と入る。「눈코 뜰 새 없이(てんてこ舞いだった)」は慣用表現。直訳「目も鼻も開ける暇なく」。
第2問
A/ 飛行機のチェックインカウンターでの3人の会話文。一見長いので難しそうに感じますが、内容はシンプルでわかりやすいです。途中で数字が出てきたら設問に絡むと予想できるので、会話の途中で時間や価格、座席などが出てきたら、その都度線を引いたり丸をつけて解き進めるのがポイントだと思います。状況がわかれば特にQ11, 14, 15は比較的簡単に答えを選べると思います。
B/ おばあちゃんと孫娘2人の会話からの問題です。最初の1行目から見慣れない単語「까치」でドキドキしますが、読み進めると「吉報を知らせる鳥」とわかります。까치はカササギで、韓国の国鳥だそうです。豆知識が増えました。
問2はちょっと難しい単語ばかりでした。찢다(裂く)품다(抱く)떼다(離す)얹다(載せる)。
第3問
A/ トーナメント表の読み解きの問題。これは焦らずゆっくり読めばとても易しい問題でした。
B/ 製品タグ3種類をもとに問題に答える内容。文章量は一見多く感じますが内容は簡単なのでうっかりミスにだけ気をつければ簡単に解ける問題でした。問3についてはタグの内容を読み返さなくても常識の範囲で答えが導ける感じもしました。
C/ 国産有機栽培果物から作ったジュースの広告からの問題。問1から3はすべて内容把握の問題。特に難しい内容はなく、広告の文を読み落としていなければ容易に解けると思われました。
第4問
長文読解問題。今年のテーマは「食糧に関連する温室効果ガスの削減のため」というもの。昨年の「ラジオ文化の変遷とその特徴」よりは若干テーマ的にかたくなりましたが、環境をテーマとした文章を読み慣れているだろう若い世代の受験生にとっては、それほど読みにくい内容ではなかったのではないかと思いました。
問1/ (ア):이익「利益」の이と同じ漢字を使うのは、이용자 「利用者」。(이내
「以内」、이국적「異国的」、이상형「理想形」)
問2/ (イ):관점「観点」の관と同じ漢字を使うのは、관광「観光」。(관리「管理」、관절「関節」、관습「慣習」)
問3/ (ウ):재료「材料」の재と同じ漢字を使うのは、취재「取材」。(존재「存在」、재배「栽培」、재능「才能」)
解いてみた感想とまとめ
全体の量や配点は昨年と変化はなかったと思いますが、難しい単語や表現と感じたものが去年よりも少しだけ多かったように感じました。反面、とても容易に解ける内容の問題もあったのでトータルで見ると同じぐらいなのかもしれないとも感じました。
もちろん、知っているか、知っていないか、という個人の差でも別れるところだと思います。今年の問題の正答率はどうだったか今後の発表を待ちたいと思います。
去年はTOPIKを受けることのない一年を過ごしたこともあり、テストぼけなところへ久しぶりの刺激をえました。わからなかった単語や表現を再確認しておこうと思います!
韓国語だけでなく、他の科目にも力を出し切った受験生の皆さん、大変おつかれさまでした! 二次試験や私立の受験がまだまだ続きますので気を緩めず最後まで頑張ってください。
今年もチャレンジできた、共通テストの過去問に、고마워★コマウォ★ありがとう!